kv

Rizières

余韻と陶酔

「稲」の語源ですが、所説ある中の一つが「命の根」です。
紛れもなくSAKEの主原料は「お米」であり、日本人の主食は「お米」です。
縄文時代後期、我々の祖先は稲という植物から生れる米を手にする事で、食料獲得手段が狩猟から農耕に変わるのです。
言わば命を繋ぐ手段が激変するのです。それは飢えを満たす命の源だったに違いありません。

弊社は2010年より兵庫県黒田庄にて自ら山田錦を育てております。 育てれば育てる程に、日本のお米に纏わる歴史を遡り、そこで起きていた祖の営みに思いを馳せる私達がおります。
何千年と紡がれて来た「米=命の根」に慈しみ・尊びをもって、「いのね・Inone」と名付けさせて頂きました。

Rizières

いのね 五つ星 ★★★★★

使用品種 / 山田錦
750ml
この品は自社基準で5つ星認定されたお米のみを使用して醸しています。
良き素材で醸した際の特徴である、香と酸の豊かさ、余韻の長さ、陶酔感
が表現出来ており、長期熟成に耐える品となっております。
Rizières

いのね 四つ星 ★★★★

使用品種 / 山田錦
720ml
この品は自社基準で4つ星認定されたお米のみを使用して醸しています。
良き素材で醸した際の特徴である、香と酸の豊かさ、余韻の長さ、陶酔感
が表現出来ており、長期熟成に耐える品となっております。
Rizières

いのね 三つ星 ★★★

使用品種 / 山田錦
720ml
この品は自社基準で3つ星認定されたお米のみを使用して醸しています。
良き素材で醸した際の特徴である、香と酸の豊かさ、余韻の長さ、陶酔感
が表現出来ており、長期熟成に耐える品となっております。
日本国のお米には農産物検査基準があり、検査後「等級」がつくことを「みなさんご存知でしょうか?」。(日本国農林水産省管轄)
以下の表をご覧ください。この検査基準に則り「等級」が付きます。
この品は農産物検査基準の「特等米以上」のお米から醸造されております。
しかし弊社は、醸造適正の目線からこの検査基準だけでは不十分と考え、
更に「独自の自社基準」を設けております。
醸造用玄米の検査規格
                                                                                                                                                                                                                                   
 最低限度 最高限度
整粒
(%)
形質水分
(%)
被害粒、死米、黄色粒、もみ及び異物     

(%)
死米
(%)
黄色粒
(%)
もみ
(%)
異物
(%)
特上90特上標準品 15.0 5 3 0.0 0.1 0.0 品質固有の色
特等80特等標準品 15.0 10 5 0.0 0.2 0.1 品質固有の色
1等701等標準品 15.0 15 7 0.1 0.3 0.1 品質固有の色
2等602等標準品 15.0 20 10 0.3 0.5 0.4   
3等453等標準品 15.0 30 20 0.7 1.0 0.6   
※3等以下の米も生まれます。それは日本酒にした時に純米大吟醸と呼べません。  
弊社は2010年より、SAKEの造り手自ら稲作を始めました。
その、山田錦栽培法人が「アグリ九平治」となり、
今まで以上に優れた山田錦を栽培する事を使命としてスタートしています。
農家さんのお米の評価基準は、上記の農産物検査法です。しかし農作物検査法等級に実は「醸造適正」は組み込まれていないのです。
「アグリ九平治」が栽培するお米は、「醸造適正」の最大化を目指し独自の評価基準を設定しております。
ーAGRI KUHEIJI・評価基準ー
                                                                                                                 
★★★★★ ★★★★ ★★★
重さ(g)28g以上27g台27g未満〜26.5g以上
幅(mm)3.2mm以上3.1mm台3.1mm未満〜3.0mm以上
厚み(mm)2.1mm以上2.05mm以上
※ 重さ•••gは1000粒の重さです。(千粒重) ※参考例•••コシヒカリの千粒重は約21gです。
※ 幅•厚み•••これは一粒の単位になります。