Désir et Sauvage

五味の立体感と、品種の違いへ。

日本酒の五味の立体感を皆様に楽しんでいただきたい。その立体感はお米の品種により様々な形へと変化します。
お米にも多くの品種があり、品種ごとで香り・味わいは異なります。お米の個性を体感して欲しい。
精米歩合や醸造方法は全て同じ、異なるのは「山田錦」と「雄町」というお米の品種のみとなります。

Désir et Sauvage

山田錦 EAU DU DÉSIR

使用品種 / 山田錦 精米歩合50%
720ml 1.8L
EAU DU DÉSIRとは「希望の水」という意味。

口にしたとき、希望というエネルギーを感じて欲しい。
日本酒をもっともっと “幸” 多きものにしたい。
そんな思いを体現している品です。

お米には、早生(わせ)や晩生(おくて)があり、山田錦と雄町はどちらも晩生です。
晩生のお米は味わいが深く、長期熟成に向くそのお米は、ビロードのような滑らかさと共に心地よい陶酔感を表現してくれます。

TASTING NOTE

2010年 フランスソムリエコンクール優勝 / ベンジャミン・ロフェ氏による、テイスティングコメントです。

「とても上品で、花をイメージさせます。
ローズの花びらの様。メロン、アンジェリカ、フヌイユ、クミンの香り。
酸味と甘さのバランスが素晴らしい。
香りと味のバランスも大切ですが、これはパーフェクトです。何よりもワインでは出せない味わいがある。」


2018 ヴィンテージ

小ぶりなメロン、熟す直前の桃、そしてクミン等のスパイスの香。
熟す直前の果実のニュアンスとエキゾチックな香り、様々な要素を内包しています。

口にすると香りとは一転、層の厚さに圧倒されます。
苦み、旨味、酸味。幾重にも折り重なった味。
果実の熟した旨味に加えて柑橘を少し絞ったような苦みがアクセントになり、酸味が味全体を下支えして余韻へと繋がります。

層の厚さも山田錦という品種と、品種個性を余すことなく引き出してこそ。
そしてこの層の厚さが様々なお料理とのペアリングを可能にします。
Désir et Sauvage

雄町 SAUVAGE

使用品種 / 雄町 精米歩合50%
720ml 1.8L
SAUVAGEとは「野性味」という意味。

皆様に体感して頂ける日本でもっとも、古い品種の一つ。
云わば日本のお米の在来種の血を引くお米になります。
田圃で実るその立ち姿は、太陽のもと背を高く伸ばし、正に男・雄。
大粒の米を実らせる「雄町」は、非常に男性的です。
在来種とは、野生のお米と捉える事が出来ます。
その力強い野性味は酒質に大きく反映されます。
雑草のような生命力は強く根を張り、植物の原始的な営みが、ダイレクトに伝わってきます。
 
日本酒も品種によって味わいが変わります。
山田錦の女性的な優しさ。
雄町の男性的な強さをイメージしながら、飲み比べて頂くと、その差をわかりやすく感じ取ることができます。

品種による違いをお楽しみください。

TASTING NOTE

2018ヴィンテージ

香りは穏やかながら、青い草や穀物などの植物のニュアンス、ボタニカルな香りと穏やかではあるが色々な表情を見せてくれます。

口にするとガスによる心地よい刺激を感じ、フレッシュな果実の旨味、柑橘の皮を噛んだような苦味をはっきりと感じます。
この旨味、苦味から雄町という品種の特性をしっかりと感じられます。
そして時間の経過と共に苦味が少し落ち着きバランスが取れてきます。
香りは更に特徴的に、熟したバナナのような南国の果実をはっきりとイメージします。

最初は穏やかで、時間の経過と共に味・香りともに開き雄町特有のポテンシャルを感じます。時間軸での変化も是非お楽しみください。