RECORD TOP > 2012/8/25のRECORD

この時期は毎朝4時半には起き出します。
日中はまだまだ厳しい暑さですが、朝方はだいぶ気温が下がるようになりました。
少し肌寒い中、朝焼けを見ながら田んぼの水を見て回ります。

朝露で光る田んぼ。 神々しくさえ見えます。


この日の作業はヒエを抜くこと。
この田んぼは試験的に、稲と稲の株間を広げて植えてあります。
よく日光も当り、稲にとっていい条件ですが、そのかわり雑草も生えやすくなります。

どんどんヒエを抜くと、キレイになった株間が見えてきます。
黙々と続ける作業ですが、目に見えてキレイになることが励みになります。


決して広い田んぼではありませんが、時間がかかります。
だんだんと日が当りはじめ、気温も急激に上がります。
まだまだ30℃を超える日々、いったん作業は一休みです。

一休みついでに稲の生育状況をチェック。
この時期、稲の中では幼い穂が作られています。

茎を丁寧に裂いていけば、中にある幼穂を確認できます。
まだ頼りないけれど、瑞々しさにあふれています。

今の状態だと穂が出るのは9月の6日頃でしょうか。


隣の田んぼではすでに穂が出ていました。
飯米の「きぬむすめ」 です。 可愛らしい花が咲いてます。
同じ米でも、その生育は品種によって大きく違います。

せっかくなので、この日は他の地区の田んぼも偵察に出かけました。

まず訪れたのは種子圃場(しゅしほじょう)
来年の山田錦の苗のため、種籾を専門に採取するための田んぼのことです。
倒伏を避けるため、稲の高さを低めにおさえていますが順調のようです。

続いて米作り名人岸本さんの田んぼも偵察へ。 2本だけ山田錦の穂が出ています。
この田んぼで8月30日あたりに穂が出るでしょう。
自分たちの田んぼより一週間ほど早そうです。

となりの田んぼでは穂がすでに色づき始めています。
「キヌヒカリ(飯米)」という品種で、このあたりでは一番はやいお米です。


日がかげりだす時間になって作業再開。
稲の、特に山田錦の葉はとても硬くガサガサです。
腰をかがめる時にはとがった葉が、目に刺さらないよう注意しなければなりません。

肌を露出しないよう完全防備で田んぼに入ります。
その代わり、多少涼しくなってもとめどなく汗が吹き出します。



夕方6時半。
暗くなる直前で今日の作業も無事終了。

黒田庄の一日は本当に長く感じます。